2021/2022年おすすめ本の本棚

はじめに

なんということでしょう。2021年はおすすめ本の本棚を忘れていました。
というわけで，朧げな記憶と遡れる範囲での読書メーターの記録を頼りに，2021/2022年の2年分まとめてのおすすめ本の本棚を作った。……昨年末に。
作るだけ作って，ここに記事を立てるのを忘れていたので，今更ながら書きました。今回は，小説，漫画，子どもの本で各5冊。
bookmeter.com

はじめに
小説
漫画
子どもの本
年間まとめ
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小説

2021年の暮れ？　頃から特務司書*1に復帰したこともあり，kindleストアに存在している登場文豪の青空文庫作品を片っ端から購入ボタンを押しては思い出したように読む日々が続いている。
文劇の円盤を同僚に借りて文劇の太宰がとても好きになったり，いつも聴いてるラジオ「アフター6ジャンクション」で「畜犬談」がおススメされたり太宰治の短編おすすめ回があったりした影響もあり，中学の頃からずっと避けて通ってきていた太宰治の短編を読むようになったのが，この2年間で一番大きな変化かもしれない。

文劇を観てこれを読むと，あっ，ってなる。少なくとも私は，なった。
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元々泉鏡花は好きで，これも一度読んだことがあったし，シネマ歌舞伎も観に行ったのだけど，朗読劇*2を配信視聴したので改めての再読。戯曲だから当たり前かもしれないんだけれども，声に出したときにとても美しい言葉の並びなんだな，ということに今更ながらに気づいた。
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江ミュ*3予習のため，という名目で読んでみたら，とても面白かった。八犬伝は何種類かこれまでにも読んできていたのだけど，馬琴の生涯とかは全く知らずにいたので，八犬伝を書いていた時期の馬琴がどんな人だったのか，どんな生活をしていたのかが描かれていたのがよかった。あとやっぱり山田風太郎も好きだな，と再確認。とても読みやすかった。
解説で言及されていた図書カード：戯作三昧はkindle 積読。

八犬伝上: 山田風太郎傑作選江戸篇 (河出文庫)

作者:山田風太郎
河出書房新社

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八犬伝下: 山田風太郎傑作選江戸篇 (河出文庫)

作者:山田風太郎
河出書房新社

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残り2作は，TLやリアル友人のオススメで読んでとても面白かった，そして近いうちに再読しそうな作品。

魔道祖師 1 (ダリア文庫e)

作者:墨香銅臭
ダリア文庫e

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赤と白とロイヤルブルー (二見文庫ザ・ミステリ・コレクション)

作者:ケイシー・マクイストン
二見書房

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漫画

既に何度も再読してる。よき。本当によき。新刊出るごとに1巻から読み返してる。好き。たぶんpixivで知ったんだったような。記憶が怪しい。

息できないのは君のせい【電子限定かきおろし＆おまけ付】 (ビボピーコミックス)

作者:澄谷ゼニコ
リブレ

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完結おめでとう枠であり，たしか2021年に大人買いしてそれまでの既刊を一気読みした作品。アニメもたしかまとめて観た。

ましろのおと（３１） (月刊少年マガジンコミックス)

作者:羅川真里茂
講談社

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往年の名作をやっと読んだ。「アラベスク〈全4巻〉白泉社文庫完結セット [コミックセット]」「動物のお医者さん第1巻 (白泉社文庫)」を入れるかどうか非常に悩んだんだけど，この3作。たぶん普段の生活との地続き感が薄いものの方がのめり込みやすい，のかもしれない。

BANANA FISH (1) (小学館文庫よA 11)

作者:吉田秋生
小学館

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BASARA（１） (フラワーコミックス)

作者:田村由美
小学館

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日出処の天子第1巻 (白泉社文庫)

作者:山岸凉子
白泉社

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子どもの本

恐竜ブーム，と思いきや恐竜に限らず絶滅した生き物がとても気になるお年頃(?)のよう。マンモス展の図録を居間の本棚に置いてあるのも多少は影響してるのかも……？　あんまり関係ないかな。

えほん図鑑へんてこ! りくのぜつめつどうぶつ

作者:はたこうしろう
アリス館

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ゆるゆる恐竜図鑑

学研プラス

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Amazon Kids+で，よく読んでるというか3ヶ月おきくらい？　に読んでる本。最近3ヶ月くらいは「ちゅうちゅうたこかいな (講談社の幼児えほん)」も1ヶ月おきくらいの頻度で読んでる。「ゆるゆる恐竜図鑑」も，Amazon Kids+で読んでる。あとはポケモン，すみっコぐらしあたりを読んでるんだけどどうも毎回違う本っぽくて，キャラクターものの出版数の多さに慄いてる。

ポポくんのひみつきち (PHPにこにこえほん)

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これのおかげで埃をかぶりつつあったミラーレス一眼での露光撮影を学びました。ありがとう。もっと活用します。

まっくらあそびしようよ! (ほるぷ創作絵本)

作者:はたこうしろう
ほるぷ出版

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保育園で読んでもらって楽しかった本，枠。だったのだけど，本棚作成後の年末頃から「へんしんマラソン (新しいえほん)」の方が家の中で話題に上ることが増えた。年末時期にたくさん読んでもらって，それがとても楽しかったよう。最近は，作中のへんしんを真似て色々なもの・言葉を変身させる遊びを毎日予告なしに展開している。場所も時間も問わずの遊びなので，たぶん道ですれ違った人たちにはトンチキな会話に聞こえていると思う……。