りつ缶

のんべんだらり

大声ダイヤモンド

「悲しくてやりきれない」とか「Forフルーツバスケット」も頭の中をかけめぐってるけど、どちらかと言えば「大声ダイヤモンド」が今の心境にしっくりくるんだ。


憧れてた。尊敬してた。
そんな風に、過去形で話さなくてはならないところに、いってしまった。


去年、生まれて初めてのライブに出たとき、一緒のバンドで出ることができて、楽しかった。楽しくて、幸せだった。
あのとき教わったことは、今でも練習のときに気をつけてる。


この前の内輪向け発表会のあと、また一緒にやろう、ライブ出ようって声かけてもらえたとき、すごく嬉しかった。またやれるんだ、って、楽しみでたまらなかった。
どの曲やろうか、ってみんなで相談して、いろんな曲きいて、すごくわくわくしてた。


遺影もお位牌もこの目で見たよ。お焼香もしてきた。
それでもやっぱりまだ悪い夢だと思いたくて仕方ない。
お経をきいてる最中、ただただ悔しくて堪らなくなって、祭壇を睨んでしまった。ごめんなさい。


きっとこれから先、楽器を触るたびに、みんなでやった曲をきくたびに、あなたのことを思い出すのでしょう。
やりたいね、って言ってた曲、少しでもたくさんやれたらいいなぁ。
がんばって練習するけど、テンポが崩れてたらいつもみたいに「インテンポな」って言ってください。きっときこえるから。


まとまりがなくてごめんなさい。
たくさんの感謝をこめて。
ありがとうございました。さようなら。
ライブ、見にきてくださいね。