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りつ缶

のんべんだらり

銀二貫

読書メーターで感想をみてから図書館で予約かけてたのにもかかわらず、なぜか「銀シャリ二貫」と脳内変換して寿司の話と思い込んでました。(友人にはどう見てもこのタイトルは金のことを指してるだろうとつっこまれました。)
とある寒天問屋の丁稚の半生、という感じのお話。丁稚が主に銀二貫で拾われて、嫁をとるまで。…と言ってしまうとそれだけのお話になってしまうのですが、嫁さんに出会って(もにょもにょあって)から、丁稚の寒天に対する姿勢が変わる、そのあたりからページをめくる手がとまらなくなりました。
一番いいキャラしてる、と思ったのは番頭の善治郎さん。善治郎さんと店主のやりとりが好きです。


銀二貫

銀二貫


作中で何度も出てくる火事。それから、天神さまへの信仰。天神さまへのあれほどまでの信仰心は、今では想像つかないものだけど、当時は確かにあったんだろうなぁ。
あれだけ寄進をってうるさくいってた善治郎が、松吉が寄進をするまでは一緒になりませんって言ったのをきいて頭を抱えてるのは、なんだか少し可笑しかった。