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りつ缶

のんべんだらり

北の舞姫

北の舞姫  芙蓉千里II

北の舞姫 芙蓉千里II


読んでて思ったこと。ネタバレ気味なのもあって隠してみた。

「人としての幸せ」と「舞を極めること」のどちらかの選択を迫られていたフミ。
どちらか片方しか選べないのは舞だけじゃなくて、芸術関係全般に言えることだと思うけれども、一方で、のだめで言われてたように、「美味しいものを食べることはいい音楽に繋がる」というのもあると思いたい。
といっても神仏の境地って、やっぱり別次元なんだろうなぁ。別の次元に行くのには、やっぱり何かしらの代償というか、必要なんだろうとは思う。鋼の錬金術師じゃないけど、「何かを得るには何かを失わなければならない」のだろうから。
それでもやっぱり、両立できたらいいのに、と思ってしまう。甘いかな。甘いんだろうなぁ。両立できたら、両立できたなりの高みにはいけるのかもしれない。それでも、それは、全部を擲ってそれだけに生きるのとは別のところなのだろうと思う。
読んでたときも、読み終わったあとも、私にはどちらが幸せなのかはよくわからなかった。でも、結局、自分がどちらを望むのかなんだろうなぁ、ということだけはなんとなくわかったような気がした。