りつ缶

のんべんだらり

2018年5月の読書メーター

5月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1956
ナイス数:80

国盗り物語〈第3巻〉織田信長〈前編〉 (新潮文庫)国盗り物語〈第3巻〉織田信長〈前編〉 (新潮文庫)感想
タイトルに引きずられて初っ端から信長がメインかと思ったがそうでもなく、斎藤道三が死ぬまでのところはきっちり描かれていた。この話を読んでいると、情に強い信長が道三のことを本当に敬愛していたんだなぁと思う。そして信長編とはあるものの、実際には婿となった信長と息子同然に育てていた光秀の、道三の二人の息子たちの物語になっていて視点が行き来するのが面白い。
読了日:05月24日 著者:司馬 遼太郎
国盗り物語〈2〉斎藤道三〈後編〉 (新潮文庫)国盗り物語〈2〉斎藤道三〈後編〉 (新潮文庫)感想
ついに道三の国盗りが完成する…と言っても、完成(美濃の盗り)と同時に挫折(日本の国盗り)を味わう感じの苦い完成ではあったけれども。これ3巻から信長編だけどまだしばらく道三生きてる感じなのかな。
読了日:05月18日 著者:司馬 遼太郎
国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 (新潮文庫)国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 (新潮文庫)感想
刀剣乱舞を絶賛プレイ中なので、三条小鍛冶宗近!数珠丸!長船村!粟田口!と内心叫びながら読み進めていた。いや、この時代の話だから出てきてもそう不思議じゃないんだろうなと落ち着いて考えてみればそう思えるんだけれどもだがしかし。斎藤道三には今まで全く興味を持ったことがなかったのだけれども、面白い。
読了日:05月10日 著者:司馬 遼太郎
風よ、万里を翔けよ (中公文庫)風よ、万里を翔けよ (中公文庫)感想
父より。歴史書を読んでいるのか物語を読んでいるのか…という気分になったりしつつ読了。田中芳樹はこれが初めての中華長編小説だったのね。ディズニーの「ムーラン」はタイトルしか知らなかったので、これの主人公「花木蘭」の話だとはついぞ知らなかった。知ったからには観てみたい。
読了日:05月07日 著者:田中 芳樹

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