また読書メーターかよ! それ以外のネタはないのかよ!*1 という感じですが。
YOU作っちゃいなYO! とプッシュされてたので作ってみました。
http://book.akahoshitakuya.com/u/5276/cat/256978
ただ,本棚には順位が書いてありますが,私はあまり順位付けするつもりはなくて,
・完結巻を読んでとても幸せな気持ちになったりテンションあがったりしたシリーズ
・最新刊まで読んでめっちゃ面白い! と思った本/シリーズ
・上記以外で面白かったなーと思ったもの
を10個選んで並べてみたという感じの作り方をしました。
後半に読んだ本に偏ってるのはまぁほら…記憶力にも限りがあるから仕方がないよね,ということで。
せっかくまとめたので,コメントとか書いていきたいと思います。
1.RDG / 荻原規子
RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (カドカワ銀のさじシリーズ)
- 作者: 荻原規子
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/11/28
- メディア: 単行本
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ついに完結ということで。読み終ってしばらく経ってふと思ったのだけど,ルーンとフィリエルの物語( 西の善き魔女〈1〉セラフィールドの少女 (中公文庫) )のような明確な区切りはなかったけれども,これはこれで,きっと泉水子たちの節目になったのだろうなぁ,と。そういうところで,ひとまずおしまい,きっとこの後もこの人たちの話は続いているけれど。みたいな感じの終わり方になっているのがやっぱりいいなーと思ったのだと思う。
あとはアニメ( アニメRDG公式サイト )が楽しみですね!
2.ここはボツコニアン / 宮部みゆき
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/02/24
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どこ読んでもゲームへの愛がとても溢れてて,読んでてとても楽しいし幸せになれる。没ネタばっかの世界だけど,愛がなかったらここまで没ネタ揃えて面白おかしいお話にはならないだろうなぁとか思ったり思わなかったり。ところどころ作者の日記的な話も入ってて楽しい。
3 炎の蜃気楼 / 桑原水菜
千億の夜をこえて ―炎の蜃気楼(ミラージュ) 〈40〉 (コバルト文庫)
- 作者: 桑原水菜,浜田翔子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/27
- メディア: 文庫
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この本だけ刊行年月がとても古いのだけどあまり気にしないでほしいなとか…。約一年かけて40冊読んできたけど,濃い,の一言に尽きると思う。まだ邂逅編も番外編も全部読み切ってないので来年もまだまだお付き合いが続くのだけど,読んでよかったなーと思ったシリーズでした。(そして深みにはまる)
4.境界線上のホライゾン / 川上稔
境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
- 作者: 川上稔,さとやす
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/09/10
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たしかアニメを見て面白かったので読み始めたとかそんなクチ。今ではどハマりですよ…。と言ってもキャラ名やら位置関係やら勢力関係やらをきちんと覚えられているわけではないのですが。
とりあえず点メア推しです。(でもそれ以外も公式CP基本的に好き)
5.七夜物語 / 川上弘美
- 作者: 川上弘美
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/05/18
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本棚には上巻貼ってますが,こちらには下巻を。なんかこう,昔読んだ何かに似てるところがちらほらあるような,と思っていたのだけど,たぶん,導入とおしまいの部分でナルニアと似てると感じたんだと思う。悪い意味では決してなくて,私の場合はだからこそとても好きだと思ったという部分でもあるので。忘れてしまうとしても大事なこと,がキーワードなのかなーと思ったりなどなど。
6.舟を編む / 三浦しをん
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2011/09/17
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実家がとても変な家で,国語辞書はたくさんあったので*2とても身近なものではあったのですが,作り方は全く知らなかったので読んでて「ふむふむ」って頷くところも多かったし,ストーリー自体も面白かったし最後の方は感情移入しすぎてて読み終ったときには涙だばぁってなってた。読んでよかったなーと心から思う一冊でした。
10冊の中には入れなかったけれども,「ふむふむ―おしえて、お仕事!」もよかったです。どうやらkindle版も出てるみたいですね→ [asin:B0099FEANK:title]
7.サエズリ図書館のワルツさん / 紅玉いずき
- 作者: 紅玉いづき,sime
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/08/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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荒廃して本が今みたいに気軽には手に入れられなくなってしまった世界のお話。サエズリ図書館に来る人はどの人も何らかの問題を抱えていたりして,でも,ワルツさんと関わることで少しその人の世界が明るくなって。ワルツさんみたいな人になれたらいいなーと思いながら読んでた。ちなみにこれと「七緒のために」のどちらをこの10冊のなかに入れるか迷ってました。
8.3月のライオン / 羽海野チカ
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2012/12/14
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「きのう何食べた?(7) (モーニング KC)」とどちらを入れるか迷ったのですが。「きのう何食べた?」がみんなに等しく訪れる日常を描いているとしたら,これは少しの人たちに訪れる日常を描いている作品なのかなーと思います。ただ,それでも結局根幹が何か変わるところがあるわけではなくて,同じなのだけど,「普通」とは少し外れているところで描かれてるから強くくるのかなー,と思っています。と,いうのは今書きながら考えたので,つまり割と適当なことぶっこいてる気がしてきました。でもやっぱりこれ読んでて面白いなーと思う。零くんを取り巻く人たちがみんな優しい人たちだからきっと物語が終わるときも,なんかそういう感じなんだろうなぁ。
9.サクラ大戦奏組 / 島田ちえ
- 作者: 島田ちえ,チームかなで
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2012/09/20
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「マッチ売り (CITRON COMICS)」とどちらにしようか迷ってたのですが,こちらにしました。常に花組に出会えないとかそういうお約束的なところがあるのがいいなー,というのと,サクラ大戦ってやっぱり華やかな世界にド派手な戦闘! という感じだったところがあるので,がらっと違う雰囲気の話がしかも少女漫画誌で連載始まったのが嬉しいなー,という理由で選びました。
10.運慶 : リアルを超えた天才仏師 / 山本勉ほか
- 作者: 山本勉,ヤノベケンジ,橋本麻里,みうらじゅん
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/07/27
- メディア: 単行本
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「仏像に恋して」とどちらにしようか迷ってたのですが,こちらに。元々神社とかお寺とか大好きなのですが,今年はあまり神社にもお寺にも行けなかったので,せめて本だけでも…と思って(いたかどうかは定かではありませんが)お遍路さんの本とかも借りてました。そのなかで,読んでて一番お寺に行きたい! と思ったのがこの本でした。たぶんお年始に東大寺の仁王像を見ていたことを思い出して,そうか,同じ人の彫った仏像,こんなにあるんだ! と思ったことによる影響が一番強いのですが。そんな理由で,最後の一冊に選んでみました。
*
見事に私の興味があっちへ行ったりこっちへ行ったりしているのがわかりやすい10冊になったのではないかと思われます。ただどうしても漫画と小説ばかり読んでしまうので,来年は1ヶ月に1冊ブルーバックスを読む,とかそういう目標を立ててみようかと思います。
それでは皆様,よいお年を。