りつ缶

のんべんだらり

街場のマンガ論

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なんとなくで手に取ったのだけど、返却期限くるまで存在を忘れてしまってたので、とりあえず「第四章 オタク論・ボーイズラブ論」だけ読んだ。
何かが生まれるときには、歴史的な流れとして、その生まれた何かのかわりに消えたものがあるはず、というのには頷けた。でも、ボーイズラブが反米からだ、っていうのはほんとにそうかな、と思ってしまった。ただ、たしかに少女マンガでアメリカが舞台になってるのってあんま見ないなーとは思う。あんまり娯楽と思想を混ぜ込みたくないから、ボーイズラブが反米からだと言われても全然納得できん、と思ってしまってるだけなのかもしれない…。