りつ缶

のんべんだらり

なんかこんがらがった

今更調べるなって話ですが、今やってる実習では NCR の使い方というか、そんな感じのことを延々とやってます。NCR = 日本目録規則なんですが、NDC = 日本十進分類法と何が違うのって訊かれたときにちゃんと説明できなかったので……。


NCR

  • Nippon Cataloging Rules
  • 図書館に於いて、図書・雑誌等の資料を蔵書目録に記入する際の手順・規則
  • 大きく分けて、資料について同定するための書誌的要素を記述する部分についての規則と、標目あるいはアクセス・ポイント等と呼ばれる索引の部分の規則
  • 日本目録規則』(書籍)として日本図書館協会から出版


NDC

  • Nippon Decimal Classification
  • デューイ十進分類法を基に、森清(1906-1990)の個人著作として1929年に出版された分類法
  • あらゆる知識を1〜9の数字を用いて分類(9分割)し、どの区分にも属さない全般的なものに0を用いる
  • そして、それらをさらに0〜9に分けるという繰り返しで分類を細分化
  • 第1次区分を「類(ルイ)」、第2次区分を「綱(コウ)」、第3次区分を「目(モク)」
  • 新訂6版からは日本図書館協会(Japan Library Association = JLA)の分類委員会によって増補改訂


みたいな。要するに図書館のパソコンで検索かけるときに重要なのが NCR で、図書館の書架で直接本探すときに重要なのが NDC なのかなぁ、という感じがした。大雑把すぎる気がするけど……