りつ缶

のんべんだらり

2019年1月の読書メーター

1月の読書メーター
読んだ本の数:20
読んだページ数:2919
ナイス数:151


ジャパネスク・リスペクト!: 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』トリビュート集 (コバルト文庫)ジャパネスク・リスペクト!: 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』トリビュート集 (コバルト文庫)感想
存在を知って書店で探し始めたときには時すでに遅し。何店舗か回ったけど軒並み売り切れてたりだったので、電子版を購入。一番好きなのは松田志乃ぶさんのお話。主人公が煌姫になってるからか、めちゃくちゃテンポがいい。そしてこんな後日談、たしかにありそう…という感じも、とてもいい。我鳥彩子さんは初めて読んだけど、こんな変化球もありなのかー!と楽しかった。後藤星さんの漫画読んでたら、本編2巻も読み返したくなってしまった。全編すきだけど、やっぱ本編1~2巻が別格というか、そんな感じのところはあるので。
読了日:01月31日 著者:我鳥 彩子,後白河 安寿,岡本 千紘,松田 志乃ぶ,山内 直実,後藤 星
竈河岸 髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫)竈河岸 髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫)感想
母より/髪結い伊三次シリーズ最終巻にしてシリーズも作家さんもたぶん初読。伊与太以外のエピソードは、いかにも最後ですよー!みたいなまとめ感があるとかではなく、みんなこの先も生活が続いていくんだろうな、という感じの地に足がついてるというか、淡々としたというか、そんなエピソードたち。市兵衛の第一部読み切ったら今度はこっちのシリーズを1巻から読んでみようかな。
読了日:01月31日 著者:宇江佐 真理
希望荘 (文春文庫)希望荘 (文春文庫)感想
父より/杉村三郎シリーズ初読。後味悪いよと言われていたけど、納得。どの話をとってもなんとなーく後味が悪い。これが4冊めで、これ以外はすべて長編とのことだけど、読んでみたいけどやっぱり後味悪いんだろうなぁ…。読むなら3冊連続で一気に読んだ方が良さそうだ。
読了日:01月31日 著者:宮部 みゆき
アルスラーン戦記(10) (講談社コミックス)アルスラーン戦記(10) (講談社コミックス)感想
だんだんアルスラーンの下に人が集まってくる。人が増えれば不和が生じるのもまた自然なことで、そんななかでのナルサスのバランスの取り方が巧妙…と思ったけど、殺した殺されたの仲違いはさしものナルサスでもどうしようもなさそうな…というところで次巻へ。
読了日:01月29日 著者:荒川 弘
あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本)あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本)感想
登録漏れ(たぶん)
読了日:01月24日 著者:レオ・レオーニ
うさこちゃん ひこうきにのる (ブルーナの絵本)うさこちゃん ひこうきにのる (ブルーナの絵本)感想
【1歳8ヶ月】保育園の文庫より。自分で「これ借りる!」とばかりに渡してきただけあって、文章長くて読みきれないけど何度も自分で手にとっては開いて読んでいた。
読了日:01月24日 著者:ディック ブルーナ
でんしゃ (バートンの のりものえほん)でんしゃ (バートンの のりものえほん)感想
【1歳8ヶ月】保育園文庫より。電車と飛行機だと電車の方が好きなのだとばかり思い込んでいたのだけど、一緒に借りた「うさこちゃん ひこうきにのる」の方がよく読んでいた。
読了日:01月24日 著者:バイロン バートン
遠き潮騒 風の市兵衛19 (祥伝社文庫)遠き潮騒 風の市兵衛19 (祥伝社文庫)感想
弥陀ノ介が3年半前に姿を消した友人を捜すために休みを取り、銚子湊へ旅をすると言う。行き先と理由に引っかかりを感じた片岡信正は、異母弟の市兵衛に弥陀ノ介の手助けを頼んだ。一方、町方の渋井は江戸で起きた殺しを追って、やはり銚子湊へ。役人の不正と無頼の徒の縄張り争いと、一緒になってる系のネタが多いのは今も昔もそういう癒着はままあるんじゃない、という話なのかしら。同じお酒をご馳走するのでも五郎蔵親分と名主の十右衛門さんとで違う理由で違うお酒を勧めてるのがなんだか面白いなと思った。
読了日:01月23日 著者:辻堂魁
なんて素敵にジャパネスク ―新装版― なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) (なんて素敵にジャパネスク シリーズ) (コバルト文庫)なんて素敵にジャパネスク ―新装版― なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) (なんて素敵にジャパネスク シリーズ) (コバルト文庫)感想
二桁年ぶりくらいに再読。これ読んで平安ものとか大好きになったんだよねぇ…懐かしい。いま読んでも全く古くないし、大人になってから読んだら読みにくいとかそんなこともなくて、ひたすら笑い転げながら読み切ってしまった。
読了日:01月22日 著者:氷室 冴子
夢十夜夢十夜感想
途中までは子どもへの寝る前の読み聞かせにと読んでいたのだけれども、死んだの殺されたのとかちょいちょい出てくることに気づいて、第四夜くらいからは一人で読んだ。夢日記みたいな感じと言っていいのかどうなのか。後味いい感じの夢の話はあんまり(ほぼ?)なかったな。
読了日:01月22日 著者:夏目 漱石
ママといっしょママといっしょ感想
【1歳8ヶ月】ママ、パパ、おばあちゃん…色んな人や生き物が登場する。字面どおりに読むか悩んで、普段の子どもの言い回しと同じになるように読み聞かせたら、それぞれ名前(と言っていいのか…?)を一緒に言ってくれて、感動してしまった。
読了日:01月21日 著者:やまだ うたこ
朝が来る朝が来る感想
一気に読んでしまった。辻村作品読むの2作めなんだけど、今回も前回と同様に章ごとに視点が変わる作品だった。前回も感想に書いたけど、こういう構成、大好きです。不妊治療からの特別養子縁組をした家庭と、生みの親のそれぞれの話…ではあるけど、主人公はやっぱり生みの親の方かな、という感じはする。大人にならざるを得なくて大人になった、14歳のままの(ように見えた)。それにしても、以前乗ったタクシーのおじさん、実子と養子とまとめて7人くらい子どもいるとか言ってたけど、規格外のものすごさだなと、これ読んだら尚更思った。
読了日:01月21日 著者:辻村 深月
あかくん まちを はしる (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)あかくん まちを はしる (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)感想
【1歳8ヶ月】車もだけど犬猫にも興味があるので、同じ「あかくん」シリーズでも「あかくんうみをわたる」に比べると食いつきは弱い。でも所謂「はたらくくるま」がたくさん出てくるのには心惹かれるらしく、開いた頁はかなりじっと見つめている。通しで読むという感じではない、あんまり。
読了日:01月15日 著者:あんどう としひこ
10ぱんだ (福音館の科学シリーズ)10ぱんだ (福音館の科学シリーズ)感想
子育て支援拠点で見つけたんだけど、子どもが興味を示さなかったので、ひたすら一人で読んでいた。岩合さんといえば猫、というイメージだったのだけど、パンダの写真もこんなに(←たぶんこれに載ってない分もいっぱいありそうよね、という意味で)撮ってらしたのね
読了日:01月15日 著者:岩合 日出子
おしっこちょっぴりもれたろうおしっこちょっぴりもれたろう感想
【1歳8ヶ月】ちょっとまだ長いんじゃないかなーとは思うものの、本の大きさがちょうど持ちやすいようで、自分でひたすらめくっていたりする。意味がわかっているのかどうかは怪しいと思っていたけど、そういえばこれ読んだ後から保育園でのトイレトレーニング成功率が爆上がりしてるような…?
読了日:01月11日 著者:ヨシタケ シンスケ
図書館幻想図書館幻想感想
【1歳7ヶ月】寝物語に。小説というよりは散文詩という感じの、なんか言葉の響きを楽しむための読み物という感じ。
読了日:01月08日 著者:宮沢 賢治
赤ちゃん絵本セット赤ちゃん絵本セット感想
【1歳7ヶ月】〔のりもの〕乗り物に興味が出まくってきている段階で借りたからか、頁をめくるたびその乗り物の名前を叫んでいた。
読了日:01月07日 著者:とだ こうしろう
小さき者へ小さき者へ感想
【1歳7ヶ月】ユリイカクラムボン特集を読んで、これを知った。安易に影響を受けやすい(というかチョロい)ので、子どもへの寝物語にと読んでみた。のだけれども、話の内容が好みかと言われるとよくわからん…。
読了日:01月04日 著者:有島 武郎
でんしゃくるかな こどものとも0.1.2. 2018年8月号でんしゃくるかな こどものとも0.1.2. 2018年8月号感想
【1歳7ヶ月】「でんしゃくるかな?」「きた!」「またね」の繰り返し。回数少な目なのと、くる電車の色と動物たちの反応がそれぞれ違うからか、最後まで楽しく読んでる。喋るようになってきて、「きた!」を一緒に言い、「またね」で一緒に手を振るようになってきた。我が子ながら可愛い。
読了日:01月04日 著者:きくち さき
武道館武道館感想
年末からのろのろと読んでいたのをやっと読み終えた。朝井リョウ、初めて読んだんだけど、他も読んでみようかな。アイドル大好きだしアイドルものの2次元コンテンツも大抵好きなんだけど、スキャンダル記事とかを見かけるたびにもやもやするのって、そういう不寛容な感じが気持ち悪いとかなのかもしれない。素晴らしいパフォーマンスが見られればそれだけでお腹いっぱいですもう、という人間としては、アイドルに限らず、もう少しプライベートそっとしておいてあげたいけどなかなか難しそうだ…。碧ちゃんと愛子は結局仲良くというか、なれたのかな
読了日:01月04日 著者:朝井 リョウ

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