りつ缶

のんべんだらり

2017年5月の読書メーター

5月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:3464
ナイス数:161

愛憎の檻―獄医立花登手控え 3 (講談社文庫)愛憎の檻―獄医立花登手控え 3 (講談社文庫)感想
今回は牢内殺人だったり、姿の見えない「影法師」だったりと、薄気味悪さのある話が多めだった感じ。「片割れ」も薄気味悪さはあったけれども、無事に一件落着していたのと、オチがよかった。1,2巻より影は薄いけど、相変わらず新谷弥助も出ていてちょっと安心。
読了日:05月31日 著者:藤沢 周平
風雪の檻―獄医立花登手控え 2 (講談社文庫)風雪の檻―獄医立花登手控え 2 (講談社文庫)感想
巻頭の地図のおかげで、なんとなく登の行動範囲を現代の地図と照らし合わせることができた。なるほどなるほど。今回は、一冊を通じて登の朋輩、新谷弥助の行方を追いつつ、牢内の人々のあれこれに関わっていくような感じ。一巻はおちえ編で今回は弥助編で…連載時に単行本化を計算して組み立ててたのかなぁ。すごい。おちえはその後も出てきてるけど、弥助はドラマの感じだともう出てこなくなるんだろうか…。今回も後味の悪いお話と、ほんのり希望が持てるお話の両方があったけれども、やっぱり後者の方が好きだな。
読了日:05月29日 著者:藤沢 周平
春秋の檻―獄医立花登手控え (講談社文庫)春秋の檻―獄医立花登手控え (講談社文庫)感想
春からNHKで放送が始まったらしいときいて、そういえば母から借りていたぞ…と思い出したので。田舎から江戸に出てきて、叔父の家に下宿しつつ牢医として勤務する立花登の物語。牢医とは言いつつも、彼らの頼みを引き受けたりトラブルが舞い込んできたりして、親しい岡っ引きたちとも協力しあって解決に導いていくのが各話の基本的な流れ。柔術の道場に通っているという設定なので、捕り物の過程でやわらを使うシーンも毎話のようにあり、動きを感じられる描写がよかった。4巻まで借りてるので、どんどん読むぞー。
読了日:05月26日 著者:藤沢 周平
将棋の渡辺くん(2) (ワイドKC 週刊少年マガジン)将棋の渡辺くん(2) (ワイドKC 週刊少年マガジン)感想
棋士渡辺明の日常などなどを奥様が漫画化。巻末の鼎談読んでて思ったけど、ほんっとぶれないぬいさん(ぬいぐるみ)好きなんだなぁ、と。私ももう少し愛を持って接したい。それはさておき、奥様の「勝っても負けてもいつも同じように」ってなんか別の人の奥様の話でもきいたような…と思ってたけど、ひふみんの番組(NHK「ノーナレ」)のときかな。将棋に限らず、勝負事を生業にしている人のご家族って、みんなそうなのかもなぁ。
読了日:05月16日 著者:伊奈 めぐみ
将棋の渡辺くん(1) (ワイドKC 週刊少年マガジン)将棋の渡辺くん(1) (ワイドKC 週刊少年マガジン)感想
渡辺竜王、とにかく竜王戦でとても強くてあと競馬がお好き、くらいのイメージしかなかったので、副賞でネコバスもらうほどにぬいぐるみがお好きとは知らず…棋士の人の生活やなんかを身近な棋士でない家族から見るとどうなんだろう? と思って買ってみて、実際そちらの興味も満たされたんだけど、それ以上に癒された感が強い。
読了日:05月15日 著者:伊奈 めぐみ
アトム ザ・ビギニング(4) (ヒーローズコミックス)アトム ザ・ビギニング(4) (ヒーローズコミックス)感想
日常に戻った第7研のメンバー。今更だけど、モトコも完全に一員になってるな…。タイミングといいヘリウムガスっぽさといい、やっぱりDr.ロロの正体って…という気分なんだけど、モトコとばあやは何も知らない様子ということは、家とは関係なく、彼だけが関わってるのかしら。まぁ、そのうち明かされるか。
読了日:05月14日 著者:手塚 治虫,ゆうき まさみ,カサハラテツロー
アトム ザ・ビギニング(3) (ヒーローズコミックス)アトム ザ・ビギニング(3) (ヒーローズコミックス)感想
研究室の視察に訪れた教授陣のなか、唯一第7研究室を擁護してくれた佐流田教授。待ち合わせに向かう途中、襲われた天馬たちは佐流田教授の娘・月江に助けられる。月江さんの操るラビィが可愛くていいなぁ、と銃撃戦シーンなのに癒されたりなど。マルス量産型はバルトという名前なのか。なんか読めば読むほどDr.ロロの正体はモリヤなのでは、と思ってしまうのだが…ロボレスのときのDr.ロロは立ってるけど…普段の車椅子がカモフラージュなのではないかという気がしてしまって仕方がない。
読了日:05月14日 著者:手塚治虫,ゆうきまさみ,カサハラテツロー
アトム ザ・ビギニング(2) (ヒーローズコミックス)アトム ザ・ビギニング(2) (ヒーローズコミックス)感想
ロボレス後、Dr.ロロの謎を追う天馬たち。物流経路を追って向かった島で、量産型マルスに遭遇する。マルスパトレイバーグリフォンみたいな雰囲気だなと思ってたんだけど、モデルは「ジェッターマルス」だったのか。知らない作品だったので、まったく思い至らなかった…。そしてPLUTO読んでたはずなのにノース2号の造形がまったく思い出せないのだけど、ノースはなぜかガンダムキュベレイあたりを連想してしまうのであった。
読了日:05月14日 著者:手塚治虫,ゆうきまさみ,カサハラテツロー
アトム ザ・ビギニング(1) (ヒーローズコミックス)アトム ザ・ビギニング(1) (ヒーローズコミックス)感想
アニメ始まったのに積みっぱなしだったので(結局録画も積んでますが…げふんげふん)。練馬大学大学院生の天馬くんとお茶の水くんが発明したA106(エーテンシックス)をめぐる物語。お茶の水妹のランちゃんが連れてるF14、可愛すぎでしょう…。そこかしこにアトム以外の手塚治虫オマージュも散りばめられてるのがなんとも言えない。そしてロボレスのシーンでエンジェリックレイヤーをまた読み返したくなった…。
読了日:05月14日 著者:手塚 治虫,ゆうき まさみ,カサハラ テツロー
孤独のグルメ (扶桑社文庫)孤独のグルメ (扶桑社文庫)感想
ドラマは延々と見てるのに原作の積ん読を全く崩してなかったな、というのに今頃気づいて(たぶん買ってから数年以上経ってる)読んだ。ひたすら井ノ頭五郎氏が食べる話。ドラマは実在のお店をそのまま出してるけど、原作は店名をちょこちょこ変えて出してたんだな。あと、車と煙草のイメージが、なんだか昭和〜平成初期だなーと思ったら、元々の連載時期が平成6〜8年だったのね、なるほど。
読了日:05月14日 著者:久住 昌之,谷口 ジロー
すえずえ (新潮文庫)すえずえ (新潮文庫)感想
単行本も読んでたけど、せっかくなので再読。巻末対談を読んで一番驚いたのは、戸塚の踊り猫の碑の話。物語の中だけのお話だと思い込んでたけど、実際に伝承として、駅名(横浜市営地下鉄ブルーライン踊場駅)にも残ってるんだ…。駅も面白そうなので、今度行ってみたいなぁと思ったりなど。
読了日:05月14日 著者:畠中 恵
鴨川ホルモー (角川文庫)鴨川ホルモー (角川文庫)感想
映画版は観たんだけど、原作未読だったので。2年ごとの代替わりを経て1,000年受け継がれてきたと言われる「ホルモー」、その500代目として京都大学青竜会に主人公の俺、こと安倍が勧誘されたところから物語が始まる。後半、徐々にホルモーの真実が見えてくるあたりから、ぐいぐい読み進んでしまった。軍師・楠木さんの鮮やかな手並みにはやっぱり惚れ惚れしてしまうな…。
読了日:05月13日 著者:万城目 学
ゆかい食堂セレクション 定食編 (星海社COMICS)ゆかい食堂セレクション 定食編 (星海社COMICS)感想
どのお店もとても美味しそうでひたすらヨダレが出まくる一冊。そして元々定食系が好きなのもあり、さらにひたすら悶えてしまうという。大阪は行ったことがないしなかなか行く機会もなさそうなので、行けるかどうかわからないなーと思いつつも、何店舗かブクマに突っ込んだ。
読了日:05月03日 著者:くらふと
お酒は夫婦になってから 2 (ビッグコミックススペシャル)お酒は夫婦になってから 2 (ビッグコミックススペシャル)感想
アニメ化記念でニコニコ静画で22話まで無料公開になってたので(なので描きおろし部分は未読)。この漫画、ノンアルカクテルも登場するのかー!しばらく禁酒だし、特製バナナカクテル、作ってみたいなー。飲めるようになったら寒い時期にホットワイン飲みたいなー…これは毎年言ってて未だに実現してないことだったりするけど…。
読了日:05月02日 著者:クリスタルな 洋介
お酒は夫婦になってから 1 (ビッグコミックススペシャル)お酒は夫婦になってから 1 (ビッグコミックススペシャル)感想
アニメ化記念でニコニコ静画で22話まで無料公開になってたので(なので描きおろし部分は未読)。我が家は残念(?)ながら可愛く酔ったりとかはしない一家だけど、家でカクテル作って飲むのも楽しそうだなぁ…。特にカツ丼とレッドアイの組み合わせは試してみたくなった。
読了日:05月02日 著者:クリスタルな 洋介
炎の蜃気楼昭和編 紅蓮坂ブルース (コバルト文庫)炎の蜃気楼昭和編 紅蓮坂ブルース (コバルト文庫)感想
前巻から少し時間が経過して、信長こと朽木が現世の権力、メディアを掌握し、夜叉衆は指名手配犯として追われ、戦いは激化の一途をたどる。あとがきによるも残すところ昭和編もあと2冊とのことで、このあれこれが本編のあれこれに繋がるのかと思うとなんだかこう…むずむずしてくるというか本編読み返したくなってきて堪らない…。直江がどんどん拗らせてってる感じがあるのも相まってこう…手がわきわきしてしまう…。
読了日:05月01日 著者:桑原 水菜

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