りつ缶

のんべんだらり

2016年4月の読書メーター

年間ログより該当部分のみ抽出。なので冊数、ページ数、ナイス数については割愛。


2016年4月の読書メーター

ミッドナイト・ビギニング(ペーパー・バック1&2連続刊行記念 一穂ミチ書き下ろし小冊子)ミッドナイト・ビギニング(ペーパー・バック1&2連続刊行記念 一穂ミチ書き下ろし小冊子)感想
届いてた! キャラはやっぱりいつもの2人だったので、3,4巻のカップルが好きな私としては少し寂しい。でもにやにやしながら読んでました。というかネクタイの刺繍があまりにも密にハマりすぎてて噴いたw さすがである。
読了日:4月29日 著者:一穂ミチ
ばくおん!! 1 (ヤングチャンピオン烈コミックス)ばくおん!! 1 (ヤングチャンピオン烈コミックス)感想
アニメ見始めたので原作もー、と思い、家人のを分捕って読み始めました。初期の絵は結構今の絵ともアニメの絵とも雰囲気違ってて、なんだか新鮮。アニメは比較的原作に忠実に作られつつ、ところどころ省いてるのかな。凛ちゃんがとてもかわいい。
読了日:4月29日 著者:おりもとみまな
江戸川乱歩全集 第11巻 緑衣の鬼 (光文社文庫)江戸川乱歩全集 第11巻 緑衣の鬼 (光文社文庫)感想
ジブリ美術館で幽霊塔の展示をやっている、という情報を見かけて、「幽霊塔は読んだことないけど、乱歩と宮崎駿の組み合わせで面白くないわけがない!」と思ったのです。ただ、知ったときには会期中のチケットは既に取れない状態になってしまっていたので、せめて元の乱歩の作品だけでも会期中に読もう、と思って読みました。「緑衣の鬼」がひたすら後味悪く終わったのに対して「幽霊塔」は大団円で終わっていて、しかも終わる直前までの陰鬱な雰囲気とのギャップも相俟ってとても印象深く感じました。やっぱり宮崎駿の漫画つき版買おうかしら。
読了日:4月29日 著者:江戸川乱歩
黄金の川岸―坂の上の魔法使い3 (H&C Comics  ihr HertZシリーズ 132)黄金の川岸―坂の上の魔法使い3 (H&C Comics ihr HertZシリーズ 132)感想
うわああああリー様あああああってラベルと一緒にショックを受けてしまった。ついにシリーズ読み終わってしまったのがとても寂しい。でもとてもよかった。なんというか,これから二人は一緒に並んで歩いていくんだろうなぁと思うととても幸せな気持ちになってしまう。
読了日:4月24日 著者:明治カナ子
ラスト・ワルツラスト・ワルツ感想
アニメ化されたので,未読だった巻を読もう,と思って借りてみた。「舞踏会の夜」「ワルキューレ」ともに他人目線からの話だったのが個人的にはよかったなと思う。というわけで一番好きなのは「舞踏会の夜」です。アニメは録画を溜め込んでしまっているので,そろそろ消化していかねば…。
読了日:4月24日 著者:柳広司
かげきしょうじょ! 1 (ヤングジャンプコミックス)かげきしょうじょ! 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
買ったまま積んでいたのだけど,ちょうど宝塚(るろ剣)を観に行ったので,せっかくだしと思って読んでみた。対照的な二人が主人公になっていて,さらさはともかく,愛はこの先同期とちゃんとやっていけるのかしらと少し心配になりつつ読了。
読了日:4月23日 著者:斉木久美子
百姓貴族 (4) (ウィングス・コミックス・デラックス)百姓貴族 (4) (ウィングス・コミックス・デラックス)感想
初っぱなから笑ってしまった…。農筋てw ほぼ実話なんだよなぁと思いつつ,それでも余りにも自分の生活とはかけ離れている日常(のはずだよね…?)のエピソードの数々に抱腹絶倒。
読了日:4月23日 著者:荒川弘
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (9)上 (電撃文庫)GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (9)上 (電撃文庫)感想
ついに賤ヶ岳,そして本能寺へ。ちょっと挿絵的に電車で読みづらかったな…というのはさておき,巫女と騎士はこの後がんばれとしか言いようのない,全体的にホライゾンがハードル上げまくる1冊。カレー尽くしの懐石料理コース,ちょっと食べてみたいと思ってしまった…w
読了日:4月23日 著者:川上稔
将棋ボーイズ (幻冬舎文庫)将棋ボーイズ (幻冬舎文庫)感想
コンプレックスを抱えている歩,それと気づかず抱え込んでいる倉持,それぞれが主人公になっている章が交互に並んで物語は進む。スタート地点はまったく違っていた二人だけれども,最後は一緒に大会に出ていて,いいなぁ青春だなぁと思った。二人の周りで結構不幸なことがあったりして,そのエピソードにも割と紙幅が割かれていたので,その辺はもっと端折ってくれてもいいのではと思ったりなど…。
読了日:4月20日 著者:小山田桐子
下町ロケット (小学館文庫)下町ロケット (小学館文庫)感想
ドラマ、すごく話題になってるなーとは思っていたのです。が、結局一度もきちんと見ないまま。たまたま見つけたので読み始めてみたらたしかにすごく面白い! 中盤、若手の不満が噴き出してきたあたりからちょっと気を揉んでしまっていたけれども、最後は大団円。冒頭にも出てきてその後もずっと引きずってたトラブルで周りに裏切られたと感じていた佃さんだけど、人望があったから、この話のなかでのいい出会いにも巡り会えたんでないかしらと思う。
読了日:4月19日 著者:池井戸潤
手のひらの露 3 (星海社FICTIONS)手のひらの露 3 (星海社FICTIONS)感想
今回もおいしそうな料理がたくさん出てきて,そしてレシピがわかりやすいページとかもあったりしてますますお腹が減る一冊でした。というネタバレ(嘘)。表紙で割とお察し状態ではありますが,別れの季節ということで,2巻で目指し始めた進路へ本格的に進む弟,それを見送りつつ,過去の敵に(犯罪にならない範囲で)仕返しする兄の物語でした。お兄さんが最後まで不器用だったのが,萌えポイントであり,そして微妙に涙腺も刺激されてしまうポイントでもありました。
読了日:4月19日 著者:shachi,pikomaro
群像 2015年 02月号 [雑誌]群像 2015年 02月号 [雑誌]感想
講談社の「絵本 御伽草子」シリーズが気になっていたところに,この号がちょうど特集号らしいという情報を見つけたので。もしかして,ここに載ってたのが現在バラで絵本として売っているものなのかな…? どの話も元の「むかしむかし…」よりダークファンタジー寄りだったりパンクな感じになっていたりして,面白かった。それぞれ元ネタになった話も読み直してみたいなと改めて思うなど。まったく知らなかった話(「象の草子」「木幡狐」「はまぐりの草子」)もあったので,それらは尚更。絵もよかったなぁ。なお,御伽草子以外は未読。
読了日:4月15日 著者:
三千世界の鴉を殺し(19) (ウィングス文庫)三千世界の鴉を殺し(19) (ウィングス文庫)感想
前巻で(というかじわじわと初期から)蒔かれた悪事の種が一気に芽吹いていっている感じ。さすがに宇宙軍本部も腰を上げざるを得なくなり、O2が出動することに。O2が狙ってるものって何なんだろう。カーマイン基地も病院も、大きく揺れそうだ。最後、カジャとルシファのお出かけシーンに和んだw
読了日:4月14日 著者:津守時生
召抱<奥右筆秘帳> (講談社文庫)召抱<奥右筆秘帳> (講談社文庫)感想
なんとまさか,衛吾を新規に召し抱える話が持ち上がり,婿養子の話が流れてしまう? と思いきや,そこは無事に解決。松平定信,頭がいいけど堅いのでうまくいかないんだろうなぁという感じがする。僧兵集団,今度は太田備中守を傀儡に使うつもりかな…?
読了日:4月13日 著者:上田秀人
ぐつぐつ、お鍋: おいしい文藝ぐつぐつ、お鍋: おいしい文藝感想
鍋にまつわる40人のエッセイあれこれ。あくまで「お鍋」であって、「鍋料理」ではないのがこの本のミソだと思う。作ってみたいなと思ったのは、池波正太郎の小鍋だて、椎名誠のワンタン鍋、島本理生のすりおろし蓮根入りつくね、城夏子のプチ・シャトオ。読んでいてひたすら食べたくなって困ったのは、常夜鍋。実家のはほうれん草と豚肉だけで、あとお醤油で食べてたなぁ。
読了日:4月12日 著者:阿川佐和子,池内紀,池田満寿夫,池波正太郎,安野モヨコ
文豪ストレイドッグス (7) (カドカワコミックス・エース)文豪ストレイドッグス (7) (カドカワコミックス・エース)感想
アニメ始まりましたね。アニメの雰囲気,なかなか好きです。それはともかく,新キャラ(しかも超強そう)Qこと夢野久作さんが割とあっさり囚われの身に戻ってしまい,横浜大ピンチの巻。鏡花ちゃん,なんとか探偵社に戻ってきてほしいけれども…「たくさん殺すだろう」の予言は捕まった後のこの惨事を予期してのものだったのかどうなのか。ところで太宰さんは千里眼なんですかね…?
読了日:4月11日 著者:春河35
混物語 じゅんビルド混物語 じゅんビルド感想
哀川さん久しぶりに見た(しばらく戯言シリーズその他まったく読んでなかったという意味で)と思ったけど,覚えてるよりさらに傍若無人だった気がする…w
読了日:4月11日 著者:西尾維新
とっぴんぱらりの風太郎とっぴんぱらりの風太郎感想
章を追う毎に一章が長くなる…。よくない話から始まり、うまくいっているような雰囲気のときも常に不穏な空気からは逃れられないまま、物語は終わりへ。戦乱の続く世の中、敗将方の軍は常にこんな感じだったのかもと思いつつ、読了。風太郎(ぷうたろう)は帰れなかったけれども、芥下(げげ)が継いだ瓢六が繁盛しますように。
読了日:4月10日 著者:万城目学
無二の王―坂の上の魔法使い2 (ミリオンコミックス  Hertz Series 114)無二の王―坂の上の魔法使い2 (ミリオンコミックス Hertz Series 114)感想
過去との交錯、王との思い出。
読了日:4月8日 著者:明治カナ子
三千世界の鴉を殺し (18) (ウィングス文庫)三千世界の鴉を殺し (18) (ウィングス文庫)感想
よかった、主人公不在期間は無事に終わった…。サラディンの厭な予感は形にならないまま、でも人は来てしまい、しかしまだ何事もない、という状態なので、これはつまり、次の19巻あたりで大☆乱☆闘になるのかな? カジャが好きなので、カジャの出番も引き続きあると嬉しいのだが。
読了日:4月6日 著者:津守時生
三千世界の鴉を殺し (17) (ウィングス文庫)三千世界の鴉を殺し (17) (ウィングス文庫)感想
前の巻読んだの何年前だっけこれ1巻から読み直した方がいいんじゃねーの私…? と思いつつ、読み始めて徐々に思い出す毎度のパターン。O2さんのお茶目さに、マオ中佐以下の部下たちが羨ましい…まぁ、それだけ普段厳しいのだとは思うけれども。ルシファが倒れるの、巻の始めの方からちらほらとフラグは立ててたけど、なんか、主人公が倒れるとは思ってなかったので、しばし呆然。続きを読まねば。
読了日:4月6日 著者:津守時生
魔法科高校の劣等生 (19) 師族会議編 (下) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 (19) 師族会議編 (下) (電撃文庫)感想
前の巻から少し空いてたので、状況を思い出すのにちょっと時間がかかった。主にエリカ兄のことを。なんとも後味の悪い結果になってしまって、これからますます魔法師たちは苦境に立たされてしまうのだろうなぁ、という感じがひしひしと。巻末の日記はたしかに人格崩壊してる感あったけど、まぁあれはあれで。ああいう王子も年相応な感じで、嫌いじゃないなw そして映画化おめでとうございます!
読了日:4月4日 著者:佐島勤
ヲタクに恋は難しい (2)ヲタクに恋は難しい (2)感想
2巻ktkr! と思って読んでみたけれど,これあれだ,1巻読んだ直後に漁ったpixivで結構読んでたかも。弟に心配されまくってた兄,もう少し弟を労ってあげて…と思わなくもないw 相変わらず楽しかったので,3巻も楽しみです。
読了日:4月2日 著者:ふじた
雰囲気探偵 鬼鶫航 (講談社ノベルス)雰囲気探偵 鬼鶫航 (講談社ノベルス)感想
探偵らしい雰囲気の探偵らしくない探偵の物語。ほんとに雰囲気探偵。でも,派手な推理をして目立つ探偵たちよりもよほど地道に堅実な探偵なのでは,と思ったりなど(ただし言葉が足りていないが故に周囲に色々と伝わっていない感がある)。丸古警部が好きです。
読了日:4月1日 著者:高里椎奈

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